【森川放牧畜産について】
2015年から新規就農として牛飼いを始め、2021年から耕作放棄地への放牧を行う飼育方法を始めました。これは農家の後継者不足で増え続ける耕作放棄地や放置林に牛を放牧することで、ストレスフリーな環境で牛が本来の在り方で過ごせるだけでなく、
牛が草を喰み、糞を落とし、歩くことで、
大地は肥沃さを取り戻し、その土地本来の姿に蘇らせることができます。土地の再生は人のためになるだけでなく、土中環境が改善することで、土が雨水を浸透しやすくなり、山から海への水循環を再生することができます。また、土砂災害などの防災にも繋がります。
このように、「牛が牛らしく」いられる方法、アニマルウェルフェアを通して地球環境の再生や持続可能な畜産モデル作りにも取り組んでいます。
▼参考記事:アグリジャーナル
「この農家の和牛を食べたい」とファンが続出! 森川畜産のアニマルウェルフェアな農業
【助成金を受けての活動】
畜産業界では、飼料の中心となる穀物は輸入飼料に頼る場合が多く、価格高騰の影響を受けやすく不安定です。森川放牧畜産では、持続可能な畜産モデルとして、地域資源を活用した餌の自給を目指しています。
今回、助成金を活用し竹粉砕機を購入されました。
森川放牧畜産がある地域では、放置竹林が問題となっています。竹林の間伐が間に合っておらず、地滑り等の原因にも繋がります。放置竹林の整備をしながら、貴重な地域資源である竹を、竹粉砕機を用いてパウダー状にし、発酵させて牛の餌に活用していきます。
今後、地域資源の循環による環境再生と両立した持続可能な畜産のモデルづくりにますます取り組まれていきます。
【森川放牧畜産のSNS】
ホームページ:https://lit.link/morikawachikusan#
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCyiSzJcaf3shfojO-fGuaYA
オンラインショップ: https://morikawa793.base.shop/
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