8月初旬、北海道北見市の「一般社団法人オホーツクねこの会」を訪問し、代表理事の大沼忠志さんと理事の大沼郁美さんにお話を伺いました。
オホーツクねこの会は、保護した猫の譲渡先を見つけられず困っている個人ボランティアを支えるため、譲渡会の開催から活動をスタート。現在は、猫の保護・譲渡に加え、TNRや不妊去勢手術の推進、飼育環境の改善、適正飼養の啓発などにも取り組み、地域における猫の保護・譲渡を支えるとともに、緊急時の受け皿としての役割も担っています。
今回お邪魔した施設は、地域の方から無償で提供されているとのこと。さらに、お手製とは思えないほどしっかりとした脱走防止設備なども、地域の方のご厚意によって設置されているそうです。 こうしたさまざまな形で活動を支えてくださる方がいることからも、これまでの活動を通じて築かれてきた地域とのつながりや信頼を感じました。

JAC環境動物保護財団では、2025年度、2026年度の2回にわたり助成を行っています。
2025年度は、猫たちが安全に過ごせる環境を整えるため、クッションフロアの施工とケージの整備を支援しました。



2026年度は、「おほねこ保護拠点環境整備事業」への助成として、より安全で衛生的な環境づくりに向け、暖房設備や灯油タンクの安全対策、新たに受け入れた猫の健康観察室、感染症などが疑われる猫の隔離室の整備などを計画されており、今回の助成をその一部に役立てていただく予定です。

オホーツクねこの会では、保護活動を持続可能なものとする体制づくりにも取り組み、楽しさと責任を両立させながら、不幸な猫を生み出さない予防型の保護活動を地域に広げ、人と猫が安心して共生できる社会を目指されています。
今回の訪問で特に印象に残ったのは、猫たちのことはもちろん、活動を支えてくださる方々への感謝や、これまで一緒に活動してきた方々を気遣う言葉が、何度も聞かれたことでした。
日々さまざまなことに向き合いながらも、明るい表情で猫たちのことを話されるその姿から、猫たちへの深い思いと、活動に関わる方々を大切にされていることが伝わってきました。
JAC環境動物保護財団はこれからも、こうした地域に根ざした活動を応援し、猫たちが安心して過ごせる環境づくりを支援してまいります。



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