北海道日高町の「Stable Happy Voyage」を訪問しました。
今回は、段差のある厩舎をバリアフリー化し、高齢馬たちが、より安全で過ごしやすい環境で暮らせるよう整備する工事に助成しました。
Stable Happy Voyageでは、競走馬などを引退した馬たちを受け入れ、穏やかに余生を過ごせる環境づくりに取り組んでいます。

訪問時、代表の渡邊さんから、馬たちの日々の飼養や牧場の環境、これからの取り組みについてお話を伺いました。
特に印象に残ったのは、馬を一頭ずつ見るだけではなく、群れ全体の中でそれぞれの馬がどのような関係を築き、どのように過ごしているのかまで捉えて管理されていたことです。馬の社会性や個体ごとの特徴を踏まえながら、馬たちが落ち着いて過ごせる環境を考えていることが伝わり、専門的な飼養管理へのこだわりを感じました。

また、訪問時はちょうど厩舎のバリアフリー化工事も始まったところで、施工の様子も確認することができました。
今回の助成では、厩舎の段差をなくし、出入口にスロープを設置することで、高齢馬などがより安全に出入りできる環境を整えるとのことです。
馬たちを長く責任を持って預かっていくために、設備を整えるだけでなく、牧場として安定した運営基盤を築いていくことが大切というお考えのもと、厩舎や放牧地の整備などを進めながら、将来的に理想とする養老牧場の実現に向けて、一つひとつ環境を整えているとのことです。



牧場名の「Stable Happy Voyage」には、
「私たちの関わるすべての馬たちの馬生という名の航海が、楽しく幸せなものでありますように」
という願いが込められています。
今回のバリアフリー化も、馬たちのこれからの暮らしをより良いものにするための取り組みの一つ。
実際に馬たちの様子を拝見し、渡邊さんからお話を伺う中で、馬たちの長い馬生を見据え、一頭一頭に合った環境を考えながら牧場づくりに取り組まれていることを感じました。
工事が完成し、馬たちがより安全に、安心して過ごせる環境が整うことを楽しみにしています。

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